週刊ネコ通信

日記とか備忘録とか。

2021_08_19

ここ2週間くらいで色々ありました。何もできません、どうしたらいいんでしょうね。

 

今日は2016年頃のことをふと思い出していた。時間も気力もたくさんあったので声優の比較的新しめの音源もちょこちょこ追いかけていて、豊崎愛生さんの「ほおずき」を視聴してそのまま自転車でCDショップに走り出したりとかもしていた(私が認知したのは2016年だったがリリース自体は前年だったので「こんなCDが出てるなんて!」とか思いながら)。

イントロの質感から、Lovers Rockのお手本のようなグルーヴ感、お行儀が良いだけのお洒落ポップスとは異なる世界観、そして声の素晴らしさに至るまで、全部の要素がいい曲です。

 

「ほおずき」ってひらがなで書くとなんか可愛いですが、「鬼灯」と書いたりもするしなんだか不気味なところもあります。

昔からお盆の時期に墓参りに行くと、その時期だけ中に入れるお堂の中にほおずきで飾り付けされた盆棚が用意されていて、空気は少し埃っぽく生気が無くて、雰囲気はやっぱ不気味で、高い天井の下でほおずきの橙色だけが妙に目立っていて目に飛び込んできて、前を向いてちゃんと線香を備えるべきなんだろうけど斜めを向いたまま静かに後ずさりしたくなってしまうような、何とも言えない恐れを感じます、今でも(単純に建物が古いだけかもしれない……)。