週刊ネコ通信

日記とか備忘録とか。

2021年に買ったCDなど(ジャズ編)

2021年5〜9月頃

学生の頃データで聴いていたジャズの音源をCDで欲しいな……と急に思い立ち、何枚か買う。CDで買ってクルマで聴く、というのが今の私の生活には合っています。以下はそのリスト。今更かよと怒られそうなベタなCDばっかりですが……

 

サバイバー (紙ジャケット仕様)

「Nightline New York」と同じセッションの未発表音源で、2005年に発売されるもこの数年中古CDにプレミアが付いており、途方に暮れていたが何故か価格が下がってきたのでめでたく購入。全体的に「Nightline〜」よりも荒々しい感じがする? ような気がする。1曲目を聴くと目が覚めるので通勤時によく聴いた。今年買ってよかったCDベスト3に入る。ついでに「Nightline〜」もCDで購入した。

 

 

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これもいつかは買おうと思ってたのでこの機に購入。内容はまだよくわからないです。

 

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ずっと国内に在庫がほぼなかったが、2020年に突如再発されていたらしく喜んで購入。一家に一枚CDで持っておきたい盤。Softlyは一体今まで何回データで聴いたことか……

 

Natural Selection

こちらのアルバムもついでに購入。表ジャケが彫刻で、裏ジャケをみると「自然淘汰 探求」とあり、「弟武 離撫満」「利知 梅落」「論 巻流亜」「美里井 心臓」とメンバー紹介がされているのでVaporだな……と思った(1994年の作品だが)。内容はふつう。

 

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ずっとCD購入を後回しにしていたが遂に購入。ちょっと凝りすぎててしつこいきらいもあるが、全曲ダイナミックな展開で満腹になれる。特にJohn Taylorのソロは見事。

 

Kenny Wheeler – Double, Double You (CD) - Discogs

これもすんごいメンバーでの録音。83年5月。

 

アイ・ラヴ・ユー~ラスト・ライヴ・アット六本木ピット・イン

某ノート推薦盤。辛島文雄がお父さんみたいな感じで「みんながんばってくれよな」とバンド全体を温かく見つめている。パッションすごいです。

 

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めでたく入手。16分超えの「Fantasy in D」は聴く価値あり。Sevillaはスペイン南部の都市らしいですよ。

 

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これほど今更感あるCDもないかとは思いますが購入。これはアナログでも欲しい。

 

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これはアナログで。HMVで中古が1980円で出ていたのでつい購入。まあこの手のメンバーでの演奏は飽きるほど聴いていますが、安かったしアナログで持っててもいいかなと。CDでも持ってるのでDisc1をたまに朝の通勤時に聴きました。

 

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ゲッツ最後のアルバム。これに収録されている「Night And Day」がすごく好きで、聴くものがないときには結局これを聴いている。正直「Night〜」が好き過ぎて、他の曲をそんなに聴けていない。ちなみに「Complete Edition」という別テイクをまとめたCDを今年(2022年)に入ってから買ったので気が向いたらそちらについても書きます。

 

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アルトの池田篤と、ピアノの細川正彦によるデュオ。一応ジャズなんだとは思いますが、かなりNew Ageに接近しておりインタープレイの濃淡が味わい深い。ジャケットカッコいいですよね。

 

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ラテンなんだけど聴きやすい。フレーズ展開がものすごく勉強になります。「これいいから聞いてみ」って大学1年の時に先輩から薦められて知った覚えがあります。未だにAmazonに商品登録が無いですが、買える人は是非買ってください。

 

ライブ・アット・ピットイン'98

(番外編)トコベニは恥ずかしながら聴いたことがなかったので他数枚と併せて購入。やり過ぎな感じの攻めた演奏だけどこういうのが聴きたくなる時もあるよね……

 

 

というわけで、詳しい方からすれば何の新鮮味(しんせんあじ)もないラインナップとなっておりますが、今この時代に「あえてCDで買う」というのも全く無駄なことではないよな、昔聴いたものに改めて向き合えるしな、と反芻しながらの2021年振り返りでした。