週刊ネコ通信

日記とか備忘録とか。

今週の何か 〜声優曲とか vol.8〜

極上パロディウス より

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コナミシューティングゲーム「極上パロディウス 〜過去の栄光を求めて〜」より。

特に2曲目、3曲目が良い……シンセブラス全開で最高。

1.『清く正しく美しく』/永島由子

2.『好奇心』/小野寺麻理子

3.『恋はKini2』永島由子&小野寺麻理子

 

思い出より遥かに / 川菜翠

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声パラさんが紹介されていた楽曲。確かにVaporwaveっぽく聴くことも出来るし、Vaporwaveの一種の要素である変な「日本を勘違い」感がないのである意味安心して聴ける。

発売は95年。PCM音源という、FM音源の時代の後にやってきた程よくチープな音の時代はわたしにとってとても馴染みの深いもので(というのもニンテンドウ64で育ったようなものだから)、耳にすると不思議な安心感に包まれる。

 

Vaporwaveについて。以下の記事でVaporwaveをショッピングモール系/テレビゲーム系/東洋への幻想(というか誤解)系/シュールレアリスム系/リゾート系/…のようにイメージで分類していて、なんというかとても合点がいった。

Escaping Reality: the Iconography of Vaporwave « Bandcamp Daily

Vaporwaveってとてもゆるい概念でありそのゆるさがVaporwaveをVaporwaveにしているのかなとか思うわけで、こうしたわかりやすい視点を提示されると上手い具合に切り取られてしまっていて逆に不安になる一方、やはり文字にされるとどこか落ち着くよね…という心持ちです。

一つ目の「The Mall」の解説文がなんかやたら気合入っていて、お前そんなにショッピングモールが好きかよ! とひとりツッコミしながら読んだ。でも確かにたとえば、ららぽーと立川みたいなアホほど広いショッピングモールに行くとそうした、あまりにもモノがあるが故に妙な全能感が湧き出てくることがあるなあと納得した。無論その感覚がファンタジーだということについても。

MOTHER2の5階まである無意味に巨大なデパートもこのあたり意識しているのかな…という気もした)

 

君のままで(こみっくパーティDC版 OP)

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良い。

 

サンデーモーニング / 天才てれびくん(MTK)(飯田里穂) ほか

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飯田里穂天てれ時代の曲。2003年。

その後、星空凛として人気声優になるわけだが、ラブライブ!に疎いこともありわたしの中では未だに天てれのイメージが強い(当時小学生とかだったのでよく観ていた)。ファンの方には大変申し訳無い(というかわたしが不勉強)のだが、飯田里穂の画像を見るたびに「懐かしい…」という気持ちが先行してしまう。

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こちらは2005年。なかなか名曲。

 

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そして当時かなり好きになった記憶があるこの曲、『きみのとなりで』。

CD版のクレジットだと「トゥインクル中村里砂飯田里穂)」というユニット名義になっている。飯田里穂がピアノ弾き語りしている貴重なライブ映像である。加藤夏希×ゴルゴ松本ってまた懐かしい。

特にサビの「時間の交差点 出会えたことを」の高音が最高!最高…

ところで、『きみのとなりで』は声優曲に入るのだろうか。

(声優という職業は従前の人生に遡及効果をもたらすのだろうか)

 

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飯田里穂関係ないが、2003年のMTKメンバーによるRick Astleyのカバー『Together Forever』もMV含めてとても良いなあ…と。著作権の関係かCD収録はされていないのが非常に惜しまれる。

ほか、「カーマはきまぐれ」もすごくいいなあと思いながら当時聞いていた。結局洋楽にあまり詳しくなれないまま大人になってしまったが、ハッチポッチステーションとか、その年代に結構色々な音楽に触れる機会があり現在まで記憶していることを想うとテレビの効果ってやはりすごいんだなあ…と本筋から全く離れたところで感心してしまう。

天才てれびくんの音楽についてはWikipediaに猟奇的なまでに網羅的にまとめられているので暇な時に読むと良いと思います。

天才てれびくんシリーズの音楽コーナー - Wikipedia

今週の何か 〜声優曲とか vol.7〜

傾向的に同人系も少しずつ聴き始めました。

 

スマイリーを探して / Serani Poiji ほか

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渋谷系。元々は00年発売のドリキャスROOMMANIA#203」内の企画ユニットだったが、ゲームに先駆けて99年にCDデビューしている。02年にリメイク版がPS2で発売、本曲収録のアルバム「ワンルームバイバル」はPS2版と連動して企画があげられた…らしい。

収録アルバムのジャケをみると渋谷系だなあ…といった感慨があります。

ワンルームサバイバル

Amazonレビューにありますが、「セラニポージは、人生介入型シミュレーション「ROOMMANIA#203」に登場するキャラクター(大学生、ネジタイヘイ)の生活に関する歌を歌うアーティストとして、ゲーム内に登場する女の子」という設定に形容し難い良さです。

 

www.youtube.comこちらはSerani Pojiの1stアルバムに収録の曲。渋谷系ハウスです。サビ前のボーカルだけでコード感出してるあたりが堪らない。歌詞も狂ってます。

YouTubeの動画見るとゲーム画面のサウンドテストのようなので、そうした機能があったみたいですね、これがまた良さです。

『僕のマシュ…』はwhisper ver.も最高。がらっとアレンジされてチル〜メロウになってます。

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Roommania#203」についてはほかにも、どこにも視聴ページがなかったのですが、SHY(野田麗子)の『Blue Net』という曲が採用されていて00年前後のJ-R&Bという感じで最高なので、制作陣が音楽に随分力を入れていたのかな…と想像です。

 

ソラミミ / 茶太 ほか

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歌・作詞が茶太さん、作編曲がESTiさん。

本曲収録アルバムの「あさやけぼーだーらいん」(2006)は、ESTiさんはじめ複数の作編曲家とコラボしている一枚。茶太さんの楽曲で私が「良い!」と思えるものは何故かWorks Bestにはあまり収録されていないのでアルバムを一枚一枚地道に揃えているところです。

このほか、某ハードディガーさんに教えていただいた『いちごみるく』も名曲だと思うのですが、同人CDのため普段Amazon駿河屋くらいしか巡回しない私には入手方法がわからず、半年以上手に入れられなかったものの、数週間前ふとあきばお~を見たら普通に新品の在庫があったため、ようやく手に入れられた…という個人的に思い入れのある楽曲です。

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同人音楽はともすればゴリゴリのロックで押し切るスタイルに頼りがちなのでこうした丁寧なメロウチューンは貴重だなあと思うところです。

 

「ロリータの温度」(アルバム) / ロリータ℃ ほか

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同人系楽曲として解釈しましたが合ってるのでしょうか。「多重人格探偵サイコ」のオリジナル・ドラマで使用された楽曲群とのこと。ロリータ℃ってこんな感じらしく、他にも『ジェリー・フィッシュ』など世界観が共通しています。ハマったらヤバそう。

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CV:平野綾らしいですが平野綾というとハルヒのイメージが強かったので同一人物ということにちょっとびっくりしました。

d.hatena.ne.jp

 

JOH!仏 (FUNK)  / 井上純一

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ハードオフで100円で買ったCDに入ってたのでそういった意味でもとても嬉しい。途中でお経あげ始めちゃうのがまた良いです。

 

Trangic cloud day / ネジレ

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エロゲ曲。現在入手困難。

 

5分間のhistory / ジュリアス(速水奨)

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良い曲。。アンジェリークは名曲多いので集めたいなあという思い。

 
 サンクラから

 

2016_12_11

最近買ったもの…

 

rei harakami の『[lust]』がつい先日アナログ発売されていたのでなんとなく購入してしまった。

もともとCDリリースされてた音源をアナログで買うことにどれだけの意味があるのかなあ…とも思いつつ、あとで欲しくなった時に買えなくなってしまっても困るので買っておきました。いわゆるファンアイテムのようなものじゃないでしょうか。

ついでに『red curb』も良心的な値段の中古盤が出てたので買いました。

コジコジ』もずっと読んでみたいと思っていたので(Kindle版がなかった)。

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『[lust]』の内側はこんな感じ。生前のrei harakamiが自分で撮った写真と思われます。

アナログの音質については、ごく安い再生環境しかないのでなんとも言えないのですが、心なしか若干篭っているような印象を受けました…オリジナルがCDなので何を言っても単なる感想以下にしかならないですけど。

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ともあれ「手に入れて満足する」というのはひとつ重要なことなのかもしれません。

2016_12_06

postmarchen.tumblr.com - 花澤香菜「claire(クレール)」を聴きながら振りかえる 渋谷系×アニメ・声優の音楽史(概論)

 

2013年の記事。

自分の中での言語化/整理が少しずつ進んできている感覚があります。