素直になれるなんて/大野まりな(1997)
PC-FXゲーム「となりのプリンセス ロルフィー」のオープニング曲。ディスコティークなストリングスだけで満点ですね。音遣い的には「ときメモ」の系譜に近い気がします。作曲は竹林一敏という方なのですが誰なのかよくわかりません。(曲は3:10ごろから)
Lovin' You/繭(1998)
セガサターン「アナザー・メモリーズ」のエンディングテーマで、ゲームCDをCDプレイヤーやパソコンで(無理矢理)再生することによりデータが手に入ります。一応、再生し終わったあとにキャラクターの声で注意喚起が流れます。
私、こういう曲が本当に本当に好きで、なんとかして集めたいと思っているのですが、どういう検索をすれば良いのか未だにわからず、現状総当り的にCDを買い集めているところです。本当にイイよね。作曲者等の詳細がゲームの取説には書かれておらず、歌手名も怪しいかんじです。曲調からすると松浦有希さんのようなメロディのような気もしますが……
特にBメロに入るところ・サビに入るところの転調感(厳密にはモーダルインターチェンジ)が最高ですね。こういう大胆なカラーチェンジができるのってゲーム音楽の美点の一つだと思います。
空のむこう/at Gallery(2003)
アニメ「らいむいろ戦奇譚」エンディングテーマ。サンバ風味のダンスミュージックに仕上がっています。時期的にネオ渋谷系みたいな影響も嗅ぎ取れます。ずっとキックが4つ打ちなのが逆に清い。
南海奇皇2nd Seasonエンディングテーマ。作編曲は羽毛田丈史さん。氏は同時期にNHKの「地球に乾杯」とかの結構いい感じの映像音楽を手掛けてるんですが、なぜか今作ではNJSやってます。個人的にこれぞ90年代声優楽曲! という一つのお手本みたいな曲だと思うのですが、アニメのタイアップ曲はそこまで掘っていない(プレミア付いていることが多いため)ので全然知りませんでした。情報提供に感謝
ちなみに宮村優子さんほか2名のソロバージョンも8cmで出てるみたいなんですが2021年5月時点ではバカみたいなプレミアが付いているため購入を見送っています。
この、2011〜2012年頃の花澤香菜さんの声って独特の透明感があって最高です。ちょっと舌足らずな感じとか。名曲を声優さんがカバーする場合は原曲と思い切りアレンジ変えてあるとなんか嬉しくなりますね、変に原曲に寄せてしまうと差異ばかり気になってしまうことが多いので…
編曲は原田扶美子さんが担当されています。
ANIME LOVERS/The Emigrants(2009)
普段この手のカバーアルバムは買わないことにしてるんですが全曲歌唱が宮原永海さんとのことで購入。正直ありきたりで可もなく不可もないトラックなのですが、宮原さんの歌唱なので許せる。特に、ウィスパーボイスの良いとこが出てる「風の谷のナウシカ」、曲が元々ムーディーな「ラヴ・スコール」は結構すきです。
類似シリーズの「ANIME HOUSE」もvol.1とvol.2が出ており、曲によっては良かったです。
姫ちゃんのリボン(1992)
イイ! すごくイイです。1曲目(プロローグ)の上品なフュージョンが特に良い。「通学路」も、もうちょいAORに寄っていれば…という惜しさがあるがすごい良いです。アニメの主題歌はSMAPが担当しており、時代の勢いみたいなものを感じます。
姫ちゃんのリボン関連楽曲では、ネットでは聴けないんですが、大谷育江さんの「5年たったら…」が最高に良いボーカル曲です(間奏のアルトサックスの暴れっぷりに笑)。
星空が映る海/小山裕香(1993)
ドリカムのカバー(試聴リンクなし)。原曲の良い部分が活かされていて良いです。ほか、緑川光さんの「ハートを賭けて」はモータウン調のナイスナンバー。
CDの企画意図がいまいちわからないのですが、全体のプロデュースを杦村眞瑤誌が担当しているので、要は当時よくあった声優コンピなのでは…と推測。トラックリストは次のとおりです。
・ずっと/TARAKO(※オリジナル)
・見えないおくりもの/TARAKO(※オリジナル)
・恋のテレフォンコール/冬馬由美(※オリジナル)
・星空が映る海/小山裕香(ドリカムのカバー)
・いちばんの景色/小山裕香(※オリジナル)
・ロマンス/菊池正美(ガロのカバー)
・ジェラシー・ストーム/菊池正美(※オリジナル)
本当に久しぶりにスイッチが入って色々CDを買い込んだのですが、やっぱり楽しいですね……
あと「elf アニメーションソング・ファイル」をこのたびようやく購入し、もっと早く買っとけばよかったな・・という満足感が得られました。