1.
阿部義晴の『○A』収録の「最後の恐竜」を聴く。CD自体はブックマーケットでちょっと前に格安で買っていたものの平凡なポップスしか入ってないと思っていたので特に気に留めてなかった。が、チップチューンが収録されている旨Twitterで紹介されているのを見かけてウソ?!と思いつつ急いで聴いたら本当だった。
すぎやまこういちをモロに意識したクラシカルなフレーズで構成されたチップチューンで曲は始まるのだが、ハープのグリッサンドを合図に急にオーケストラが鳴り出し突然コンサート会場にワープしたような感覚。まさに、夢だけど、夢じゃなかった…
私も小学生の頃は同じようにゲーム音楽を聴きながら、これがオケアレンジでホールで聴けたらどんなにいいだろう…という想像を幾度となく繰り返していたのですっかり阿部義晴に感情移入してしまった。音楽の聴き方を思い出した。
- アーティスト: 阿部義晴,かの香織,久米大作
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1994/11/02
- メディア: CD
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2.
國府田マリ子さんのライブアルバム「Mariko Kouda Concert Tour '95~'96 終わらないアンコール」を聴く。正直ライブアルバムは完全なファンアイテムで、DJ用途にも向かないと思っているのでほとんど買い集めてないのだが、初回特典の8cmディスクに惹かれて購入。そしてライブ版の楽曲を聴くと、これはスタジオ盤とは違うレイヤーの良さがあって良いですね……『彼女がいるのに』『私が天使だったらいいのに』『my best friend』『びんづめのうちゅう』などなど、名曲揃いで、マリ姉歌うめえ〜〜〜ということに改めて気付かされる。フレーズ処理がいちいち丁寧でますます好きになってしまった。何より好きな曲の別バージョンが聴けるのはライブ版とはいえ素直にアガる。
國府田マリ子さんの声をライブ盤で聴くと「あ段」は開けた感じでラウドに響くのに「お段」はかなりくぐもった声質、「い段」「え段」はかなり官能的、といった風に無茶苦茶声に個性があることに今更気付きました…発見できて嬉しい。
これをきっかけに声優ライブアルバム収集に着手してしまうかもしれない…
一緒にブックオフで格安で買ったマリ姉ラジオのED『きらりひまわり』がすごくすごく良かった…!シンプルな楽器構成ながら踊らせることを第一目標に作られたのか?というほどデカい低音+アコギのカッティング+打ち込みドラムのアキシブ系アップチューン。作詞:國府田マリ子、作編曲:中村修司。数回登場するメロトロンと思われるフレーズに泣く。まだまだ俺の知らない良い曲がある。生きててよかった……
実にしあわせな気分のまま就寝。
MARIKO KOUDA Presents GMCD Special
- アーティスト: 國府田マリ子
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2004/09/08
- メディア: CD
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