週刊ネコ通信

日記とか備忘録とか。

Visible Cloaks / Lex

気がつくとまた半年くらいブログに触れていませんでした。

今年はもう終わりですが来年はもう少しちまちまと投稿していきたいものです…

 

ポートランド出身のデュオ、Visible Cloaksによるミニアルバム「Lex」。

 

2017年前半に発表した前作「Reassemblage」よりも随分Vapor寄りの音遣いです。

構成がとにかく緻密で聴いていて飽きません。思想が結構前面に出ているので好き嫌い分かれるんでしょうが、こうした作り込まれつつも穏やかな音楽は貴重であるところなので、聴きたくなる時期が定期的に到来する気もしています。

聴くというより浴びるタイプの作品なので、泉質が合わないと入浴した満足が得られない温泉と同じ要領で、浸かってみて合わない人は諦めるしかない。

(大抵の楽曲がそうかもしれませんが)こうしたAmbient作品はスピーカーで、アナログで聴かないと迫力というか魅力が、どうしても、どうも目減りしてしまうような錯覚があるので「Reassemblage」もアナログでほしいなあと思ったところ家に既にあったのでよかった。

映像も、個人的にはこういう原色剥き出しのモーショングラフィックスはすごく好きなんですけど、まだ流行ってるんでしょうか、疎くてわかりませんが無くなってほしくないなあと思います。

 

【参考】

Visible Cloaks: シンセシスとシステム | Ableton