とりあえずまず音源を聴いて欲しい。
リリースは2014年だが全然知らなかったアイドル歌手。2007年までAKBに所属していたらしいがその辺り疎い。
2014年に出された曲なのに昭和歌謡感満載(もちろん良い意味で)でこれが堪らない。特にボーカルにこの系統のリバーブがかかってる楽曲が好きなのだが最近の曲ではなかなかお目にかかれない。すごくいい。
欲を言えばベースラインにもっと個性があっても良かったのかなとは思う(細野晴臣っぽいような成分、みたいな)。
しかし冒頭から耳を奪われるホーンセクション、印象的なサビのメロディ、サウンド、そして一瞬の転調を挟んでぶち込まれるダメ押しのブリッジと効き所満載である。
この曲はMixcloudで色々聴いてる時に見つけた。
TOKYO TASTE EXTRA EDITION #04 by Beat Bopz on Mixcloud
これで曲は認知したのだが、また曲の名前を調べるのに一苦労した。
はじめ、こんなに新しい曲とは知らず昔からある曲ではないかと勘違いして調べていた。サウンド感が今風でないことに加え、そのくらい耳馴染みがよくスッと聴けたためだと思う。当然その路線では見つからずに途方に暮れた。
星野みちるのタワレコインストアに行った人のブログがあったのでこれを読んでようやく。非常にありがたかった。
この記事でも触れられているが曲中に「土曜日のこんな午後は そうあのファンフェアー」というフレーズがある。ここ特にグッときますね。そうまさに土曜日の午後に聴きたいような曲である。
「ファンフェアー(funfair)」とは移動式遊園地を指すイギリス英語らしい。移動する遊園地なんて日本人には馴染みがないが、遊園地が自分たちの街にやって来る、溢れ出すお祭り感、となればきっとわくわくするんだろう。
てか10月10日に仙台に来ていたらしい。その段階では星野みちるを知らなかったので行けず…知っていたら万難を排して伺っていた。ウオオオオ
もう一度来てくれたりしないかなーとひそかに念を送っている。
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『恋のファンフェアー』は2ndアルバムの「E・I・E・N VOYAGE」に収録。他の収録曲も光るものはあるのだが、『恋のファンフェアー』が素晴らしすぎて個人的には頭ひとつふたつ抜け出ていてもはや浮いているように思えてしまうほど。
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7inchアナログ+CDのセットも出ていてアルバム買ったのにこっちもうっかり買いそう。
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いや本当に最高ですね…