本屋のレジ前に置いてあった、hontoとIngressのタイアップしおりをもらってきた。
ラメコーティングできらきらしていて、なかなか素敵なしおりだ。
Ingressも完全にキャズム超えたなあとこれを見て感じた。
いや、とっくにキャズムは超えてはいたんだけど、再確認したというか。本来サイバー空間上の存在のはずのIngressが現実世界との融合を通り越して完全に現実世界に物体として位置づけられた気がして、無論それはこのゲームのデベロッパーが目論んでいたことなのでゲーム的には大成功と言えるんだけれど、逆説的にIngressというここ数年のインターネット神話が俗世に侵食されたというか、そんな感情を抱いた。
もちろんhontが悪いとかそういうことを言いたいんじゃないし、このしおり出来がなんかすごく好きです。
The world around you is not what it seems.
でも、私の大好きなこのフレーズの、この“not”が確実に存在感を薄めつつある、あるいはその意味がこれまでとは変わりつつあるんだと感じずにはいられない出来事だった。