週刊ねこ通信

日記とか備忘録とか。

2015_04_19、I Remember(Jon Hopkins)、Commissions Ⅱ(Oneohtrix Point Never)

前日朝まで起きていたので10時くらいまで仮眠をとる。

部屋の片付けや料理などしないと行けないのだが、気力が足りずに断念。洗濯物だけは干した。

 

午後から駅前の本屋に行って本を何冊か購入した。最近になってちょっと読書欲が復活しつつあり、読む時間が大してとれるわけでもないしお金もないのだがバンバン購入している。以前は本を買ったら通読することが多かったのだが、スタイルが変化して興味のあるところだけ読むようになってきている。一巡目は最後まで読んだほうがいいのだろうなあと思いつつ。

自分に都合のいい情報ばかりをインプットするのは気楽でいいが、それではネットでの情報収集と大差ないし、本を読んで体系的に知識を得るメリットが生かせてないような気もするなあと考えてしまう。

勉強しないといけないという強迫感が日々つのる。

 

そのまま15novに寄る。なんとなく魔が差してレコードをジャケ買い。普段はレビューなどをネットで見ながら慎重に購入するのだが、15novで買いたいという衝動を抑えきれなかった… その場で「ほしい!」と思ったから買うという、狙い澄ましてネットで注文するのとは対極的な買い方だと思う。衝動買いではあるのだが、むしろ買い物の本質に近いとも思う。

いつ行ってもこのショップは落ち着く。世間から隔離されたような空間で店主さんに会うたび、これほど人間は音楽に深く浸かれるものなのかと怖ろしくさえなってしまう。毎回店主さんと話して未知の音楽を紹介してもらうようにしている。自分だけでは絶対に見つけられないような音楽を教えてもらえるのでいつも甘えておしゃべりしてしまう…

 

買ってきたアナログ盤を聴く。1枚目はJon HopkinsのRemix盤10インチ。Nils Frahmがどう関わってるか気になったので買ってみた。A面がRemix、B面がオリジナルである。

Jon Hopkins - I Remember Nils Frahm Remix — Record Store Day Nederland 18 april 2015

はじめA面がオリジナルでB面がRemixなのかなあと思っていたのだが、ちゃんとトラックを確認したらあべこべだった(恥ずかしい)。でもそれくらい、A面でNils Frahmにしては怪しい感じのベースが目立っていた。

中間部のピアノのフレーズに導かれる展開はまさにNils Frahmといった感じ。かっこいい…

全体的に無駄がなく、計算しつくされているという印象を受ける。A面とB面を入れ替えながら何度でも聴けそう。

Remix盤を購入してるのにオリジナルの「Late Night Tales」を持ってないという状況なので資金があればこっちもチェックしたい。

 

続いて2枚目はOPNのEP。

pitchfork.com

2013年の秋、エレクトロニカに対する自分の根本的な価値観を見直す必要に迫られたほどの名盤「R Plus Seven」を聴いて以来、存在がどこかで気になり続けているアーティストである(某先輩の言葉を借りれば「みんな大好きOPN!」)。

A面は、2014年11月のレッドブルミュージックアカデミー東京で披露された、90年代後半のシューティングゲームの曲にインスピレーションを受けて制作された(英訳が合っているか全く自身がない、英語やらなきゃ…)らしい。Daniel Lopationはゲームが大好きだったりするようなのでその辺の関係もあってこういったコラボになっているのだろう。

もうOPNっぽさ全開で聴いてて気持ちが良い。A面は後半に進むに連れてシンセ音がちょいちょい挟まってくるが、音的には初期の「Betrayed In The Octagon」を彷彿とさせる。実はこの時期のOPNの音の方が好きだったりするので嬉しい限り。

B面は95年公開の日本のアニメ映画「彼女の想いで」をLopatin流に再解釈したもの、らしい。元作品について、Wikipediaによると”『MEMORIES』(メモリーズ)は、大友克洋監修のアニメ映画。森本晃司監督「彼女の想いで」、岡村天斎監督「最臭兵器」、大友克洋監督「大砲の街」の3話からなるオムニバス形式である。”とある。どういう経緯でこのコラボが実現したのかわからないが、結構ニッチだなって。

OPNにしてはかなり長尺の曲で新たな試みと言える。ここにも「R Plus Seven」以降もOPNが進化し続けている鱗片を感じることができる。

全体的にどちらかというと荒くまとめられており、それが逆に良かった。これまでLopationが辿ってきた道のりを駆け足で振り返るような、わりと全部入りの充実した中身である。しかしいいなあ、この別次元に連れて行かれるサウンド… B面後半の分厚いサウンドはもはや宗教的だ…

 

どちらも私にとって大満足の内容で、特にOPNの方については前作「Commissions Ⅰ」も探して買いたいなあと思ってしまうほどの素晴らしい音楽であった。