週刊ネコ通信

日記とか備忘録とか。

2020_GW

2020.5.2

これ書いてる時点で連休初日の記憶が既に無い。早起きした記憶だけがある。

 

 

2020.5.3

レコードが届く。

こんなご時世なので後から買おう…と思っていたがbandcampで残り9とかになっていたのを見て物欲に負けて購入したもの。ボタンを押してから気付いたが発送元がデンマークになっており本当に届くのか大層不安になっていたので無事2週間ほどで届いてホントに安堵。物流に対する個人的な負荷テストみたいなことをしてしまった。渡航制限はあってもレコードは平常ペースで届く場合もあるのだ…

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jonasmunk.bandcamp.com

 

何となく注文したAmbicious Loversの『Greed』も同時に届く。このラインのLPは上京した折に店頭で探そうとすると意外と無いので注文することになる。こっちは発送に時間がかかったけど厳重包装だったしお手頃価格だったので許した。

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2020.5.4

配信をする。観ていただいた方ありがとうございました。昔からお世話になっている箱名義で配信したので非常に緊張した(当日は酒を飲みすぎていた)。あまたの先輩方がいる中、私なんかでいいのかな…という思いもなくはなかったが、無事終わり、そこそこの方々にご覧頂けたようなので良かった。ほんの数年前まで自分がDJをすることになるとは露ほども思っていなかったので、未だに不思議な感覚があるが…

 

 

2020.5.5

庭木の手入れをする。管理は普段は家族に任せているのだが、あまりにも身体を動かしていないので運動がてら1時間ほど刈り込んでみたがかなり体力を消耗した。自分で手入れをすると植木がとりあえずスッキリするものの、細部はボサボサになってしまうので爽快感みたいなものはなく、必要労働という感じ。

かなり適当に剪定してしまった反省からYouTubeで剪定の教則ビデオなんかを見て軽く勉強してみた。師匠が弟子に説明するやつで、「枝の流れを読め」「将来性の無い枝は早めに抜く」という分かるような分からんような話を聞いた。職人技の世界なのにちゃんとYouTubeアカウントがあって結構登録者も居るのがおもしろい。変にBGMも付いておらず、良いユーチューブだった。

夕方、BSで流れていたABBAのドキュメンタリーを流し見する。私は本当に洋楽に詳しくないので、ダンシング・クイーンがABBAの曲だということを知らなかった(もっと別なグループが原曲だったような気がしてた)……番組中で「この曲が流れると、誰でも、立ち上がって踊らずにはいられないの…」みたいなことを誰かが話していて、何だか切ない気分になってしまった。良き時代への永遠の憧憬。

 

 

2020.5.6

ちょっと寝坊して午前中を溶かしてしまう。

早めに夕食を食べ、部屋に籠もって溜まっていたCDの取り込み作業に勤しむ。いつもの土日と変わらないね。 

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やっぱりゲーム音楽が好きだという気持ちが最近はある。



 

2020_04_29

祝日だが招集がかかっていたので出勤、しかし大事には至らなかったのでものの数時間で解放された。何より……

 

1.

帰宅し、数日前に配信されたBoiler Roomの動画を流し見ていた。

ダンスパーティなのになんで皆一人で踊っているんだろう…と一瞬思ったけど、ここでもソーシャルディスタンス、ということだと思う。

なんで水着で踊っているのかとか、仰々しいパフォーマンスはどういう意図なのかとか、いろいろ分からず私からすると不気味な映像である。なんか文脈があるのだろうか。

Floating Pointsは熱心に追いかけているわけではないのだが、たまに聞くと安心する感じの音楽をやってくれているので大変な信頼感がある。Four Tetも4月上旬にこの企画に出演していたがやっぱり良かった。ロングミックスと在宅の相性は良い。

 

2.

松田聖子の『Kimono Beat』のライブ映像を見る。演奏は結構雑なのだが勢いがあって好きなので定期的に見ている。

この聖子ちゃん、俺の中のイメージとちょっと違っていて、普通に親戚にいそうな感じのメイク衣装なので脳が少しバグる。80年代のいかにもアイドルです!という感じとも、00年代入ってからの浜崎あゆみみたいなちょっとギャルっぽい感じともちょっと違う異質な路線。祖母の親戚がみんなこんな風のパーマなんですよ…

Kimono Beatは、作詞:松本隆、作曲:小室哲哉、編曲:大村雅朗、という無敵艦隊によるプロダクションがされている。特に松本の詩が良い。本当の天才だと思う。

 

で、この曲聞くと分かるがコード進行が特殊で、サビで変な調に飛ばされる。Aメロ・Bメロがkey:Emなのに対し、サビ直前のEコードを挟み、サビではkey:Fとなる。

これは半音上の長調(key:F)に転調、とも取れるが、Aメロ・Bメロは短調感が薄くkey:Emの平行調のkey:Gに聞こえることから、聴感上はkey:G→key:Fに全音で降りているようにも聞こえる。

サビ直前のEコードに対して、サビのアウフタクトのメロディがG音なので実質E7(#9)みたいな響きが仄かに感じられるのも良い。実質、仄かなジミヘンコードである。というか多分この仕掛けがKimono Beat最大の特徴であり、名曲たり得た理由だと思っている。

 

しかし全体としてはそんなに突飛なコード進行ではないのに耳に残って離れない楽曲となっているので、改めて凄い…と思うわけである。

 

↓このエントリ(というかブログ)はかなり丁寧なコード解説で良い。

https://ameblo.jp/duanezakkyngwie/entry-12198921486.html

2020_04_19

1.

家で過ごす。今更Spainなんかを聴いていた。チック・コリアは特段好きじゃないのだがこの動画のピアノソロパート(5:08頃〜)は何かピュアな感じがしてよい。Ⅱ→Ⅴのところで結構リハモ&アウト気味のアプローチしてるけどそれも含めてお手本的に正しい方向性の気がした。すげー「それっぽい」。「安直」とは少し違っていて、Spainで聴きたいフレーズちょっとずつ全部乗せみたいな感じ。

 

2.

STEPPIN' INTO ASIAいいな〜と思って聴いていたがなんとスタジオ音源は持ってなかった(メディアバーンライブの音源しかなかった)。そもそも入手しやすい形でCDが出ているのかもよくわからない。映像は「夜のヒットスタジオ」のものらしいがセットも衣装も凝っていて良い。タイ語のラップを坂本龍一がどのような意図でフィーチャーしたのかは、相当に当時の文脈を追わないと理解できそうもなく、ちょっと悔しい。YMOのアジアへの拘りというのも、私が単純に勉強不足なのもあってよくわからない。世の中よくわからないことだらけだね…

このブログ良かった↓

https://blog.goo.ne.jp/ko-ji-1966/e/587dd31f3ab29b068a1df1cf585fe7f8

 

3.

TLに流れてきたのでダラダラとどうぶつの森+の実況動画を見る。発売当時やっていたので懐かしい。今見ても不思議なことにゲームキューブの画質ってそんなに悪くないよね、思い出補正なのでしょうか。この実況者の稲葉さん、なんかしっくりきたので今後不定期にチェックしたい。

 

4.

あまりにも暇過ぎてクラシックテトリスの世界大会2018の動画を見る。お邪魔ブロックもないため完全に自分自身との戦いになっておりかなりハードボイルドな内容である。Josephの後半の打開の仕方が神がかっていてめちゃドキドキした。16歳みたいだけどめちゃくちゃ落ち着いてる・・・

2020_03上旬

2020_03_01

何とか感染症が発生しているので仕方なく家で過ごす。仙台行きたかったな…というのをこの日も1日考えていた。

 

2020_03_07

土曜日。きっちり早起きしてニトリに注文していたCDラック3セットを引き取りに行く。その後スーパーで日用品を買い揃え、コーヒー屋を本当に久しぶりに訪れて豆を確保する。レジで注文する直前に中年夫婦に割り込みされたので非常に腹をたてる。

しかし午前中のうちに買出しを済ませられたので理想の休日に近い。

昼飯を簡単にとって、CDラックを早速組み立てようと思ったが、明日が雨だということに気付いたのでまずは家の外の掃除を済ませる。そのまま気力が尽きる。酒を飲んでから寝る。

 

2020_03_08

CDラックを組み立てる。ニトリのCDラックは微妙に質が悪い。ネジ締めで無理な力が指にかかったのか親指にマメの赤ちゃんができる。何とか午前中に3セット組み立て終わって部屋に設置する。

長らくCDをダンボールで保管していたのでどのCDから陳列したら良いかわからない。床に置いてあった目に付いたCDを収納したところ、意外にもあ行が一番多かった(さ行な気がしていた)。上の段から順にあ・か・さ・た・な…で収納してみた。そのうち破綻する。

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そのまま部屋の模様替えもする。レコードプレーヤーを置いている机の向きを90度変えたところデッドスペースが減ってかなり部屋が広くなった。地味に嬉しがる。ゴミも頑張ってまとめて捨てる。

 

2020_03_10

雨の日が続く。春雨じゃ濡れていこうと言えるような雨ではない。大粒の雨なので風流もクソもない。

わたしの住んでいる小さな街の一番高い建造物は3階建スーパーの屋上看板である。こういう春の雨の日の夜には、しみったれたライトアップによって看板がおぼろげながら遠くからも見える、結構綺麗だ。白地の看板のため、グレーの雲の天井と境目が曖昧になり、滲んだように写る。工場地帯の風景に似たインダストリアルな美しさだ。

車で通り過ぎたので写真は撮っていない。

2020_02_17

突如ベッドの真ん中が凹んでしまい使い物にならなくなってしまった。それが数週間前の出来事で、直すことも出来ずにひとまずそのまま寝ていたところ腰にダメージが蓄積されているのがわかるほど姿勢がおかしくなってしまい、もうダメだとなり新しいベッドを見に行った。それが昨日のことで、しかし雨が降っていたため持ち帰るのがあまりにもだるいことに気付き購入を断念し、そのまま家に帰ってきた。

仕方がないので壊れたベッドを部屋の隅に追いやって壁に立て掛け、床に直に布団を敷いている。中心が凹んだベッドよりは腰に優しいが、この状態が長く続くと今度は床にカビが生えるような気がした。そう思ったのが今日。本当に家具を買い替えるのは面倒臭い。今後数年使用するものだと思うと適当なものは買えないのでプレッシャーが凄い。美学が問われる。

それはそれとして、床に布団、というスタイルだと、大学に入って間もない頃、まだベッドを買っておらず今と同じように床に寝ていた時期を思い出す。もう10年近く前になる。何も成長していない。

大学近くのアパートに越して直ぐ、隣の部屋のおじさんからベランダ越しに和牛の詰め合わせを貰ったことがある。曰く、これから引っ越すから冷凍保存も出来ないので君に食べてほしい、などと言われた気がする。未だに意味が分からない。早急に自分で焼いて食えばいいのでは…と私はかなり困惑していたし何らかの悪戯の可能性も考えられてしまったが、ベランダの仕切り越しに和牛の詰め合わせはこちらにやって来た。広瀬川が少し遠くに見えており空は綺麗だった。和牛を捨てる訳にもいかず勇気を出してにんにくで焼いて食べたら美味しかった。すき焼き用の霜降りだった。そして床で寝る。

どんよりとした湿気が敷布団の下に潜むが、どこか懐かしい。でも早く新しいベッドかマットレスが欲しいね…

 

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↑本文と関係ないけどこれは町内のホームセンターの園芸コーナーのようすです

2020_01_10

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近所の本屋に売っていたのでつい買ってしまった。正確には買ってしまっていた。12月上旬には購入していたがハイパーボリュームがあるので年内は手をつけず正月にちょこちょこ読んでいた。

ECMから出された作品を隈なく網羅した世界初の本らしいですね。こうして一覧で見てみるとんまーーやっぱ凄いよECM。あの盤もこの盤も載ってる嬉しさがある。そしてジャケがどこまでも美しい。

しかしジャケを総覧するとどれもこれもカッコ良いのだが、どれもこれも「静謐さに溢れている」みたいな画一性もある。統一感というよりも狂気的に同じ方向を見させられている不気味さの印象が勝る。レーベルオーナーのアイヒャーの人物像ってよく分からないのだが本当に狂気的な人格なんだと思う。そうでないとこんなデザインディレクションは出来ない。これも一挙に見るから気が付くことですね……

 

内容としては、

・とにかく発表順に作品を総覧できること

・ジャケは全部カラーページ、別途解説ページの構成

・もちろん奏者も出来る限り表記

という点は本当に素晴らしい。特に構成については、ジャケはカラーで余計な情報を目に入れずに堪能でき、解説はじっくり読める(こちらにもモノクロジャケが付いてるのが本当に嬉しい)という、いいとこ取りみたいな感じ。

でも解説ページの文章については作品によってはかなり簡便に留まっており、深めのねっとりとした解説を望む人には物足りないかも。たぬきそばの小盛りみたいな程良さではあるのだが。あと索引がなんか微妙に引きにくさがあった、なんだろ。

ともあれ960ページもあり辞書的に使うのには満足。5,500円分の価値は十分ある。

 

最近食べたもの大全(2019年編)

食に割ける金銭が少なくなってきたので年1の企画記事になってしまった。自宅と職場の単調な往復生活に慣れ過ぎてしまうと外食するのすら億劫になってしまう。外食を極力控えて自宅でご飯食べる生活なので健康的ではあるのだが、楽しみを1つ放棄しているのはあまりに勿体ない気もする…でもまあいいかとも思える葛藤が続いています。

 

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みんな大好きリチククのカレー。写真の日付を見ると2019年1月とあるから、もう1年近く行っていないことになる。

 

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高円寺駅近くのラーメン屋。店員さんが1人でかなり大変そうだったが味はまとまっていて印象が良かった覚えがある。

 

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