週刊ネコ通信

日記とか備忘録とか。

2017-03-24

 忙しかったり、文脈を文字で表現出来なかったりしています。

 

美は人を沈黙させるとはよく言われる事だが、このことを徹底して考えている人は 、意外に少いものである。優れた芸術作品は、必ず言うに言われぬ或るものを表現していて、これに対しては学問上の言語も、実生活上の言葉も為す処を知らず、僕等は止むなく口を噤むのであるが、一方、この沈黙は空虚ではなく感動に充ちているから、何かを語ろうとする衝動を抑え難く、而も、口を開けば嘘になるという意識を眠らせてはならぬ。そういう沈黙を創り出すには大手腕を要し、そういう沈黙に堪えるには作品に対する痛切な愛情を必要とする。日というものは、現実にある一つの抗し難い力であって、妙な言い方をする様だが、普通一般に考えられているよりも実は遥かに美しくもなく愉快でもないものである。(小林秀雄「モオツァルト・無常という事」新潮文庫、pp.19-20)

 音楽という構造物に対しての記述ですが、これってそのまま『良い』という概念そのものでは、というアナロジーがあります。

声優楽曲関連まとめリスト【都度更新】

声優楽曲関連のDB、個人サイトへのリンク集(となる予定)。

 

声優全曲リスト「例の企画(跡地)」

 

男性声優楽曲まとめwiki

 

ラップアニソン年表 @ ウィキ - トップページ

 

せいゆうソングリスト・とっぷ

 

アニソンリスト

 

所有声優CDリスト

 

akiba-pop for new people

…huwa氏による渋谷系アニソン、ゲーソン、声優ソングのブログ

 

CD整理(1) | ふえほ

…1から8まで。J-POP、女性声優中心みたい

 

木更津市民 CDライブラリー アニメ、声優系 アルバム

 

久川綾出演CDデータ目次

 

ダマスカナ森 〜笠原弘子の杜〜

 

本多知恵子情報リスト

…楽曲リストじゃないけどなんかすごい

 

「Emerald Wind」〜アニメ&声優情報サイト

…「声優さんのプロフィール」「声優さんのディスコグラフィー」、声優によってはWikipediaより詳細

 

CDリスト

ときメモ関連

 

酒と音と鉄旅と。

…色々なジャンルの記事がありますが、音楽関係はボカロとテクノ中心。

 

レディジョージィないしょ!

…比較的古めのアニメ系CDを紹介されている。内容とは直接関係ないですがサイトデザインが読みやすく洗練されていて一種の美意識を感じます。

 

声優楽曲2016ベストまとめ記事

時期的に、まとめのまとめコーナーも設置します。最新リリースを追いかけるのは体力的に無理なので、こうして年末にまとめてくださる方々のありがたい記事を通して2016年を感じたいと思います…(順不同)

 

主に声優と音楽について — 2016年声優楽曲ベスト50曲 その1(声優アーティスト編)

 

主に声優と音楽について — 2016年声優楽曲ベスト50曲 その2(キャラクターソング編)

 

2016年ベストトラックス~声優ソング編~

 

amadamu.hatenablog.com

 

minaminanarial.hatenablog.com

 

akki2446.hatenablog.com

 

d.hatena.ne.jp

d.hatena.ne.jp

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Amazonリストマニア発掘調査のすすめ

リストマニアとは

かつてAmazonに「リストマニア」という機能があった。

2016年12月現在は新規作成・編集が出来なくなっており、過去に作成されたものを閲覧することのみ可能である。

以下のフォーラムによると、2014年9月頃には既に機能が終了していたみたい。

www.amazon.co.jp

「ほしいものリスト」と目的が似通っていたため削除されたのではないか…との推測がされているが、「ほしいもの」と「リストにして他人に教えてあげたいもの」の間には微妙な開きがあるため、機能削除が少し残念である(とともに、その差分が味わい深い)。

もしかすると過去のリストマニアも近い将来に閲覧不可となるかもしれないため、今のうちに楽しんでおきたい。

 

リストマニア発掘の手段

リストマニアは、Amazon的にはもう表に出すべき機能とは考えていないらしく、Amazon.co.jp内から直接リストマニアに辿り着くのは困難である(不可能かも)。

そこでGoogle検索を用いる。検索演算子site: を利用し、「"リストマニア" * site:amazon.co.jp」とすることでリストマニアへのアクセスが可能となる。例えば、声優関係のリストマニアを閲覧したければ、以下のようになる。

"リストマニア" 声優 site:amazon.co.jp - Google 検索

 当時はリストマニアの作成者がそこそこの数いたようで、ちょっとした量のリストマニアが出てくる。こうした形で個人の趣味の文脈に触れることは、2016年では少しむずかしいため(TwitterInstagramの即物的SNSの浸透により個人の想いは年々細分化されて分解されていく)、ドキドキする。

もちろん自分と趣向が沿う人間はそんなにいる訳ではないので作成物を見てもピンと来ないことの方が多いが、タイトルの時点でわくわくさせるようなものや、思わぬ視点からまとめているものがたまにあり、出汁を感じる。

 

男性声優にハマって行けるコレクション

Amazon.co.jp: リストマニア

 

シスタープリンセス関連CD集

Amazon.co.jp: リストマニア

 

声優おすすめ曲 / 夢見る23歳 "ayumix"

Amazon.co.jp: リストマニア

 

久川綾のCD

Amazon.co.jp: リストマニア

 

もちろん声優関連のみならず、様々なカテゴリのリストマニアを探すことが出来る。

 

繰り返し聴いたアルバムをまとまりなく7/13

Amazon.co.jp: リストマニア

 

短編漫画・一巻完結の漫画でおすすめのもの 2

Amazon.co.jp: リストマニア

 

アマゾンで買えるお菓子私的ランキング

Amazon.co.jp: リストマニア

 

最近のノイズ名盤をずらり。 【選曲中】

Amazon.co.jp: リストマニア

 

ミニマル・現代音楽を中心に

Amazon.co.jp: リストマニア

 

NHK現代の音楽アーカイブシリーズ

Amazon.co.jp: リストマニア

2016_12_26_ちょっと多めの日記

1.

”「よっ!!」って言ったら連打、「ぃよぅーお!!」って言ったら単発”

この話、すごくいいなあと思いながら読んでいた(宴会でおなじみの一本締めなどの話である)。

一拍だけの準備だと気持ちよく終わらせるにはそれなりのリズムが必要で、拍を十分に準備すれば重い一発で終わる、という。特に「ぃよぅーお!!」だと「ぃよぅー」の部分が指揮の叩き(止め)に相当し、重力を感じる。上手く出来てるものだと感心した。

 

2.

qiita.com

文中、過去にアラン・ケイがインタビュー中に語ったこととしてこんな内容が引用されていた。

コンピューティングはポップカルチャーだ。ポップカルチャーは歴史を重んじない。自分がそのカルチャーの中で何者か、そしてどうやって参加してると実感できるかどうかがすべてなんだ。他者との協力とは関係ないし、未来や過去とも関係ない。ポップカルチャーは現在の中のみに生きているんだよ。カネのためにコード書いている人達の大部分にもこれはあてはまると思う。彼等はその文化がどこからやってきたとか考えたことがないんだ。

原文は以下。

Interview with Alan Kay | Dr Dobb's

Binstock: You once referred to computing as pop culture.

Kay: It is. Complete pop culture. [...]

[...]

Kay: [...] pop culture holds a disdain for history. Pop culture is all about identity and feeling like you're participating. It has nothing to do with cooperation, the past or the future — it's living in the present. I think the same is true of most people who write code for money. They have no idea where [their culture came from] [...]

ポップカルチャー」はその生み出された現在にのみ意味付けされる、だから「ポップカルチャー」はポップである…というか、アラン・ケイの件の一節に過不足なく定義が書かれているのでわたしが何を言っても蛇足にしかならない。

 元々はコンピュータのコミュニティの文脈だが、この「ポップカルチャー」の定義は音楽のポップカルチャーについてもそのまま適用できる広義の定義だ。

上記の部分だけでも大変興味深いが、原文だと直接音楽についても触れているので一読するとよい。ジャズやクラシック音楽はハイコンテクストな文化だからその変遷を抑えていないと次に進めない(訳が危うい)みたいなことはよくある話ではないかと…

(ところで「クラシック音楽」という呼称、なんとかならないものかと目にする度に思う)

 

3.

news.denfaminicogamer.jp

久しぶりに桜井政博氏を見た。毎度のことながら若い。

ソフトの量・収納方法・普段の環境(ゲーム×倍速映画視聴×エアロバイク)含めやっぱこの人ヤバい人だと再確認した。

 

4.

GUN SMITH CATS ヴォーカル・ベストコレクション

届いたまま積んでいたが開封し、これを聴きながら作業してみたら最高…!最高……

R&BありNJSありファンクありでめちょグルーヴを感じる。全曲良過ぎ。

ちょっと価格が高騰していますが90年代っぽい声優ソングが好きなら買える時に是非購入すべき一枚。

今週の何か 〜声優曲とか vol.8〜

極上パロディウス より

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コナミシューティングゲーム「極上パロディウス 〜過去の栄光を求めて〜」より。

特に2曲目、3曲目が良い……シンセブラス全開で最高。

1.『清く正しく美しく』/永島由子

2.『好奇心』/小野寺麻理子

3.『恋はKini2』永島由子&小野寺麻理子

 

思い出より遥かに / 川菜翠

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声パラさんが紹介されていた楽曲。確かにVaporwaveっぽく聴くことも出来るし、Vaporwaveの一種の要素である変な「日本を勘違い」感がないのである意味安心して聴ける。

発売は95年。PCM音源という、FM音源の時代の後にやってきた程よくチープな音の時代はわたしにとってとても馴染みの深いもので(というのもニンテンドウ64で育ったようなものだから)、耳にすると不思議な安心感に包まれる。

 

Vaporwaveについて。以下の記事でVaporwaveをショッピングモール系/テレビゲーム系/東洋への幻想(というか誤解)系/シュールレアリスム系/リゾート系/…のようにイメージで分類していて、なんというかとても合点がいった。

Escaping Reality: the Iconography of Vaporwave « Bandcamp Daily

Vaporwaveってとてもゆるい概念でありそのゆるさがVaporwaveをVaporwaveにしているのかなとか思うわけで、こうしたわかりやすい視点を提示されると上手い具合に切り取られてしまっていて逆に不安になる一方、やはり文字にされるとどこか落ち着くよね…という心持ちです。

一つ目の「The Mall」の解説文がなんかやたら気合入っていて、お前そんなにショッピングモールが好きかよ! とひとりツッコミしながら読んだ。でも確かにたとえば、ららぽーと立川みたいなアホほど広いショッピングモールに行くとそうした、あまりにもモノがあるが故に妙な全能感が湧き出てくることがあるなあと納得した。無論その感覚がファンタジーだということについても。

MOTHER2の5階まである無意味に巨大なデパートもこのあたり意識しているのかな…という気もした)

 

君のままで(こみっくパーティDC版 OP)

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良い。

 

サンデーモーニング / 天才てれびくん(MTK)(飯田里穂) ほか

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飯田里穂天てれ時代の曲。2003年。

その後、星空凛として人気声優になるわけだが、ラブライブ!に疎いこともありわたしの中では未だに天てれのイメージが強い(当時小学生とかだったのでよく観ていた)。ファンの方には大変申し訳無い(というかわたしが不勉強)のだが、飯田里穂の画像を見るたびに「懐かしい…」という気持ちが先行してしまう。

www.youtube.com

こちらは2005年。なかなか名曲。

 

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そして当時かなり好きになった記憶があるこの曲、『きみのとなりで』。

CD版のクレジットだと「トゥインクル中村里砂飯田里穂)」というユニット名義になっている。飯田里穂がピアノ弾き語りしている貴重なライブ映像である。加藤夏希×ゴルゴ松本ってまた懐かしい。

特にサビの「時間の交差点 出会えたことを」の高音が最高!最高…

ところで、『きみのとなりで』は声優曲に入るのだろうか。

(声優という職業は従前の人生に遡及効果をもたらすのだろうか)

 

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飯田里穂関係ないが、2003年のMTKメンバーによるRick Astleyのカバー『Together Forever』もMV含めてとても良いなあ…と。著作権の関係かCD収録はされていないのが非常に惜しまれる。

ほか、「カーマはきまぐれ」もすごくいいなあと思いながら当時聞いていた。結局洋楽にあまり詳しくなれないまま大人になってしまったが、ハッチポッチステーションとか、その年代に結構色々な音楽に触れる機会があり現在まで記憶していることを想うとテレビの効果ってやはりすごいんだなあ…と本筋から全く離れたところで感心してしまう。

天才てれびくんの音楽についてはWikipediaに猟奇的なまでに網羅的にまとめられているので暇な時に読むと良いと思います。

天才てれびくんシリーズの音楽コーナー - Wikipedia